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いまさら聞けないビットコインとは!彼らはナニモン?

2017年テレビでもその名前を聞くようになった『ビットコイン』とは

2017年の暮に70歳を超えている人から「あんたビットコイン持ってるのか?」と聞かれた時はさすがに焦りました。思わず「持ってるけど、触ったことない」と返事してしまった。

2017年はビットコイン他仮想通貨が一気に知名度があがった年でした。

ビットコインよりも偉いブロックチェーンとは

私がビットコインを得たのはそんなに昔ではなく、私も2017年8月でした。それまではやはり怪しい物と思っていました。

そんな私がビットコインを手に入れるきっかけはVALUという自分をトークン化するサービスです。

トークン化とは簡単に言うと、自分のトークン(株のようなもの)を発行し、その売り場をビットコイン決済など仮想通貨で提供しているサービスですね。

自分の活動などを報告し、自分に価値をつけてトークン化します。その値段で応援したければその人の価値を買います。その価値と言う見えないものを可視化することが「トークン化」そして、気軽に個人で価値のやり取りをするために便利だったので取り入れられたのが、ビットコインでした。

私もVALUをはじめて、自分のVALUが売れたのでビットコインを手に入れることができました。そう、はじめてのビットコインは自分の価値をトークン化して入手しました。

私もビットコインを手にしてその仕組みは何なのかを調べました。そこで出てきた言葉が『ブロックチェーン技術』と言う単語でした。そこではわかったことは

ブロックチェーンとはインチキができない公平な仕組みのこと

本来通貨とは国家などの権力機構が担保となってその価値が保証されている。ある通貨を発行する国の信用が下がれば、その通貨の価値も下がる。

ビットコインはブロックチェーン技術と言われる逆に不特定多数の人が検証することで価値を保証している。つまり、一部の特定の物がその仕組みを構築し、独占し、利益を独り占めし、統制してきた今までの貨幣の考え方とは全く逆の存在なのである。

私の人生にも大きな影響を与えてくれた東京大学東洋文化研究所安冨歩教授は「経済の根本は、関所で通行料を徴収するシステム。国家とは最大の関所である。そこにさまざまな資本主義が相互依存している」としている。『立場主義』や『関所システム』である。
(安冨先生は著書:ドラッカーと論語の中でビットコインについても書かれています。)

つまり今までの貨幣や経済は国家や一部の巨大企業にコントロールされる中央集権的な存在『管理通貨制度』であったが、ビットコインなど仮想通貨はその存在を保証する人たちが分散している『技術信用本位制』のである。

このように『関所』を通らないシステムは海外に為替送金などを行う時に手数料を高く設定されるようなことができなくなるのである。この事はインターネットが普及した時と同じようにものすごいことです。

価値がコロコロ変わる通貨は使えるのか

最近『億り人(おくりびと)』という言葉をよく聞くようになりました。億り人とはその名の通り、投資によって1億円もの利益を得た方を指す言葉です。今までは株式やFXなど資産運用の方ばかりでしたが、今は仮想通貨界隈で頻繁に聞きます。

何故貨幣である仮想通貨がこんなにも価値が変わるのでしょうか?

実はビットコインには最終的な発行上限が2100万BTCと決められており、すでに約80%が発行済みなのです。円やドルは実は経済の状況に応じて発行量を調節したりしています。量の数が決まっていることで金の価値があがるようにビットコインの価値を多くの人が認めるに従いあがっていくのも当然のことだと思います。

では何故ビットコインがこんなに値段が上がったのか

ビットコインが世に生まれたのは2009年(平成20年)5月にサトシ・ナカモトと名乗る人物が論文で暗号通貨の原理を発表した時といわれています。しかし、しばらくは注目もされませんでした。

しかし、ある事件が一気に1ドルくらいの価値だったビットコインが一気に200ドルに価値が上がりました。その事件とは、『プロス金融危機』です。

キプロスは小国ではありましたが金融を海外から誘致することで比較的高い生活水準を保っていた国でした。いわゆる『タックスヘブン』として多くのお金を集めていました。しかし2008年(平成20年)のリーマンショックに伴う世界的不況と、同時期にユーロ圏に加入したことによる経済的混乱が混ざって金融機関の経営が悪化、キプロス政府の公的支援が必要な状況に陥りました。
特に3分の2がロシアのお金だったと言われています。政府の金融機関がすべて閉鎖された時もビットコインの口座がある人だけがお金をおろすことができました。

この事件は中国人が自国の人民元に不安を感じて資産のいくらかをビットコインに移すきっかけにもなり、どんどんビットコインの価値が上がり続けたのです。

ビットコインの価値があがった背景は『資産の分散』先として利用されたということです。元々は投機目的でなく、資産の分散という目的であったのです。

ビットコインは現在のレーヨンである

現在の超有名不動産企業森トラスト・ホールディングスの前身森不動産を設立した森 泰吉郎氏
1991年(平成3年)と翌年の世界長者番付世界一になったこの不動産王は1946年(昭和21年)に敗戦直後にインフレが起きると予想すると手持ちの現金を人絹(レーヨン)相場に投入し、資金を何十倍にも増やすことに成功しています。ビットコインもそのような使われ方をされたことでその信用をあげていきました。

今の円も価値などわからないのです

明治時代は江戸幕府がつぶれ明治新政府になりました。江戸時代は金や銀が直接通貨となっていましたが、明治に入り、兌換銀行券に変わりました。金や銀を直接持ち歩かなくても政府がきちんと通貨を『銀』や『金』と交換できることを保証してくれたのです。しかし、世界恐慌などの影響から貨幣に関する考え方が変わってきます。

ここから『銀』や『金』と交換できないけどきちんと貨幣としての価値はあると国が保証する『管理通貨制度』に変わっていった。アメリカも1971年(昭和46年)8月のいわゆるニクソン・ショック以降は金と米ドルの兌換が停止される。

そしてリーマンショックの時に10倍以上のレバレッジをかけた6京$を超えた巨大なデリバティブ取引を行いました。

この事は結果としてさらに富が一部に集まるようになり、問題を先送るだけの結果になりました。そしてゼロ金利の下で発行する紙幣はいくら刷っても痛みを伴いません。これら今までの通貨は歴史が長いというだけでもはや『仮想』と何ら変わりがありません。

現在の紙幣は国に対しての信頼のみで担保されていますが、今その信頼が大きく揺らいできている。

今ビットコイン、仮想通貨など話すと、不労所得を得る投機野郎のようなマイナスの印象を与えてしまいます。でもビットコインで使われているブロックチェーン暗号技術はこれからの世の中の仕組みを変える大きな可能性を持っていることは確かです。

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自己紹介

平井 裕三

社会資源コーディネーター

ソーシャルデザインを情報発信を切り口に多くの人に関心を持ってもらう形で実践。そのネットワークからリアルなつながりが生れ、イベントなどを企画しながら、自分も楽しみながら楽しい地域をつくる40代おやじ。
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