ライフハック

淀川花火大会とフリーライダー

花火大会は花火代をもらって運営されている。
大阪で一番規模の大きい花火大会「教祖祭PL花火芸術」はPL教団の寄付によって実施されている。これは開祖・御木徳一が「自分は30年の寿命を縮めて世界平和を祈願した。自分が死ぬことは、世界に教えが広がることになるのだから、自分が死んだら花火を上げて祝ってくれ」と遺言したことに由来する行事だそうで、花火を打ちあげることは世界平和を祈る宗教イベントなのです。

では淀川花火大会どんな願いで行われているのでしょうか。公式サイトでは

「大阪の活性化の起爆剤と して、地域の元気印のトレードマークにしたい!」 そんな願いをバックアップしてくださる皆様方のお気持ちを、無駄にすることなく、より素晴らしい 「なにわ淀川花火大会」にしてゆくために、今年もご賛同・ご協賛のご寄付をお願いいたします。

引用元:なにわ淀川花火大会
と書いてあります。

協賛金以外の収入は観覧席の収入です。

この収入だけでは年々警備などのハードルが上がるなか継続して続けていくことが難しくなるかもしれませんね。

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花火大会は今全国で開催が減っている。その一つのきっかけが2013年福知山花火大会露店爆発事故でした。

この事件は屋台が発電機にガソリンを補給しようとしたときに熱い所に置いていたのでガソリンが気化し引火したのが原因と言われている。この事件は実は中止する理由が見つからなかった花火大会の関係者には渡しに舟でこの事件の翌年から「安全面で」というよくわかるようなわからないような理由で開催を見送る花火大会が増えました。

花火大会も『まちづくり』である。地域が活性化するために、まさに『打ち上げ花火型』のイベントを行い、地元に経済効果を生むと地元も喜ぶ。しかし、そうは問屋が卸さない。「フリーライダー」と「オルソン問題」である。

フリーライダーとは

ある財(あるいはサービス)の対価を支払うことなく,便益のみを享受する人のことをいう

花火大会では、開催側に一銭もお金を払わない観客のことをフリーライディングと言っても差し支えないだろう。

花火大会でいう所のフリーライダーとは、有料席以外で花火を見る人たちです。花火の日は地元もごみが散らばって大変なのよ。という意見もありますが、多くの人々が同時に不自由なく見ることが出来る「花火」はもう公共財と考えれると思います。

そして誰でも見ることができる花火のように不特定多数の人を排除できないと「集合行為のジレンマ」に陥ってしまう。

協力するか裏切るかの選択肢がある場合に、個人にとっては裏切ったほうが得をするが、全員が裏切ると全員にとって不利な結果が生まれる。

地域の花火大会を継続させるには1年に1回でも花火大会で儲けさせていただいたというお店が協賛金など寄付することが大会を継続させるには一番よい仕組みだと思う。

年々警備などハードルが高くなっているイベント開催で魅力的な町を作るには「自発的協力」が必要じゃないかと思います。

※オルソン問題
オルソンによれば,フリーライダー問題を防止するための方策は、
1.フリーライダーが発生しないように相互監視できるぐらい小規模な集団にするか
2.公共財から得られる共通の便益の他に、参加者のみに与えられる正の選択的誘因(報酬等)を設けるか
3.フリーライダーに対する負の選択的誘因(罰則等)を設けることで参加を強制するか
のどれかであるといわれている。

フリーライダーのことをわかりやすく話してくれる人がいる。谷 亮治さん(京都市まちづくりアドバイザー)です。

大阪でも講演されているので興味がある方は話を聞きに行かれてはいかがでしょうか?8月は阿倍野でお話が聞けますよ。

また淀川花火大会はごみは持ち帰らずに会場内へ置いておくように放送されています。花火があがる地域に置かれているゴミ箱は有料席以外の花火を見に来る人のためにあります。

その有料席で花火を見た人達のごみは大会の翌日7時からたくさんのボランティアの人たちによって清掃されてます。

協賛金を出さなくても日曜日の朝に体を使って自分たちの町の花火大会を継続するお手伝いをできることができます。

あなたも脱フリーライダーになりませんか?べつにかましませんか?

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平井 裕三

社会資源コーディネーター

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