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人は何かの犠牲無しに何も得ることができない

今でも根強い人気の漫画『鋼の錬金術師』に出て来るフレーズです。全文を書くと

『人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない 何かを得るためには、それと同等の代価が必要になるそれが、錬金術における等価交換の原則だ その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた』

漫画でも出てくるのですが、アニメの最初に必ずこのフレーズが出てきてオープニングになるので覚えている方も多いと思います。

『鋼の錬金術師』をご存知ない方もいらっしゃると思うので少しだけ内容に触れますと、主人公が10歳の時、亡くなった母を生き返らせようとして弟と共に人体錬成を行うが失敗。術のリバウンドにより弟の肉体の全てを「真理の扉」に「持って行かれ」失ったが、主人公が自身の右腕を対価に弟の魂だけを真理から取り戻し、鎧に定着させたことで一命を取り留めたというのが始まりの稿です。

普段の生活やビジネスでいう「リスク」がテーマである。どんな人でも初めてすることには危険が伴います。しかし、リスクが高ければ高いほどリターンが大きいのです。講演の時も話したいことに入れたりもします。

何かを欲するのならばそれと『同等の対価』を払わなければならない。このフレーズが他の言葉よりもしっくりくるので好きです。

よく物事は『メリット』しか目に入らない方がいますが、必ずデメリットがあります。一番わかりやすいのが売買です。品物を手に入れる代わりに対価(お金)を支払います。通販で全く同じものが安く売られていたら、それは、調べるという自分が使った時間と実際に見ていない会社を信用して注文をするというリスクを伴った分が安くなった対価なわけです。とてもわかりやすいです。

しかし、メリットばかりに目がいって、デメリットに目を向けない人が多いように感じます。それはきちんと説明しないとデメリットを後から感じると必ず後から言われます。場合によってはクレームに発展します。

だから私は講演とかで説明するときにこの話を何らかの表現方法で話をします。最近は下記の画像のようにストレートに言うことも増えてきました(笑)でも、この説明は『鋼の錬金術師』を知ってる知らない両方の人に評判がいいです。物事を両方の立場から見るというのは客観的立場で見れるということかもしれませんね。

イラスト屋をベースに

リスクをどれくらい伴うかは自分で判断すること。だからこの言い回しは逆に努力をしない時の自分の言い訳にも使えます。何も変わらないのは、自分が変まわろうと努力をしないから、それをわかっていても、人は何かのせいにしたがります。

蛇足ですが、私の家ではデパートや通路で錬成陣ぽい「円」を見るとこんなことをしてしまいます。私が手を合わせて錬成ごっこするから、娘も真似するようになっちゃんでしょねぇorz

このくだりを読んで『鋼の錬金術師』に興味を持った方は是非見てください。

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平井 裕三

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