ダムとブラックバスと共存する村は不自然なのか

皆さんは史上最強と言われたGWいかがお過ごしでしたか?私は、自然のパワーをもらいに熊野地方に山籠もりしてました。マイナスイオンやパワースポットや熊野古道は後白河法皇が熊野御幸された時のような風景そのままの感じがしました。

そんな紀伊半島で私たちが泊ったのは熊野本宮大社がある本宮よりもさらに遠い下北山村です。瀞峡よりも遠く、奥瀞と呼ばれる瀞峡の奥よりもさらに行ったところにあります。あんまり奥に行き過ぎて、30分ほど車を走らせると海が見えてしまうほど奥地です(笑)そんな下北山村は本宮よりもさぞ自然が残っているのかと思いきやダムでできた大きな人造湖や

ダムによって流れが変わったキャンプ場など人の手が加わったものだらけです。

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しかもこの大きな人口の湖には外来種のブラックバスが泳ぎ、大きなバスが釣れるそうで、ブラックバスのメッカなのだそうです。大阪から3時間以上車を運転してたどり着いた先が、ぱっと見は自然が多いものの、実は人の手によって変えられた自然でいっぱいなのです。

外来種=悪なのか

外来種とは「人間の手によってもともと生息していた場所から別の場所に移送された生き物」とのこと。冒頭にも書いたブラックバスをはじめ、ヌートリアやアライグマなど現代はいろんな種類の外来種が生息している。実はその外来種は昔人間が、外国の生物を持ち込むことが自然界に影響を与えるなど考えもせずに持ち込んだものばかりです。ブラックバスは1925年(大正14年)、実業家赤星鉄馬が食用、釣り対象魚として芦ノ湖に放流した。それは 政府の許可の下に行われたのだそうだ。
その後生息域を全国へ広めていったブラックバスは1970年代になって、その魚食性が強さ、生態系(在来生物層)への影響およびこれによる漁業被害が問題視されるようになったが、その後も生息域は広がる。 そして2005年(平成17年)6月にやっと特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律によって指定される。
1988年(昭和63年)にはこのあたりで1万匹のバスの稚魚を放流している。この地域の活性化のためなのだそうだ。

そんな七色ダムの上流の下北山村は人口は1,000人にも満たない村になりましたが、バス釣りに訪れる客は多く、国道169号線沿いには、バスボートを貸すお店がたくさんあるし、村にあるきなりの湯に行くと入浴している人の会話は今日の釣果のネタが多い。
一見きれいに見える湖面の下はアメリカ由来のブラックバスばかりそんな場所が不自然かというとそんなこと考えなければ実に自然豊かで気持ちが良いところである。
そう『外来種』にかんしても価値観の違いやアイデンティーによって受け止め方が全く違うもの、家の周りに最近増えてきたランタナを見ても何も思わないのに、人が訪れにくい山奥の静かな山村だけ在来種ばかりの自然が残っていてほしいというのは単なる人間のエゴなのだろうか。
みなさんどう思われますか

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