京都の鳴海餅の赤飯はなんであんなにおいしいのか
京都と言えば和菓子を想像する人多いと思いますが、そんな和菓子屋さんのひとつに鳴海餅があります。私は小さい時にここのお赤飯が大好きでした。鳴海の赤飯は冷めてもおいしいのですよ。なんというかご飯が固いのに、味に広がりがあり、小豆も外が固くなって何とも言えない感触になります。その赤飯ですが、昨日までは赤飯ってめでたい時に食べるということしか考えていませんでした。
というか赤飯=めでたい時に食べるものと何も考えずに結び付けておりました。でもそれってなんでなのでしょうか?
なぜお祝いには赤飯なのか
その答えはなんと鳴海餅の公式サイトのなかにありました。
江戸時代、疫病が大流行した時期がありました。「疱瘡(ほうそう)」今で言う天然痘で多くの人々が犠牲になりました。あまりにすさまじい病に人々は疱瘡の悪い神様「疱瘡神」がいて疫病をつれてくるのだと考えました。そこで疱瘡神を喜ばせ病気を治そう と考えました。疱瘡神は赤い色を喜ぶとされ、病気にかかった子供に見せる絵本は赤一色でした。絵本だけでなく部屋じゅうのものに赤い色を使っている絵図も残されています。そこでこの頃は、赤いということでお赤飯が食べられました。そして赤い色のお蔭で病気が治った時厄払いとしてもう一度お赤飯を食べたのです。疱瘡にかかった江戸庶 民にとってお赤飯はなくてはならないものでした。やがて江戸末期になると疱瘡を予防することができる様になり、庶民の間で病気を治すために赤いものを食べるという風習の意識が薄れていきました。ただその中で病気が治った時の祝としてお赤飯を食べるだけの風習が残り今に至っているのではないかと考えられています。
鳴海餅の公式サイトより
昔は赤色で病気を治し、治ったお祝いとしてお赤飯を食べるんのですね。だから子煩悩なお父さんはシャア専用ザクを ( ++)☆O=(–メ)q
コロナが収束したらみんなでお赤飯をたべませんか。そしてまだもう少し収束するのは先になりそうなので、来月は水無月について勉強して記事を書いてみよう
おまけ、鳴海餅でひとつだけ気になるけど未だかつて食べてことないスイーツがあります。それがこれ「おはぎデコレーション」だれか食べたことあるかたいらっしゃいますか?
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