寄り添うこと、『同調』

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Twitterで見たイラストが『同調』を良く表していた

Twitterで偶然見かけたこのイラスト。弟がお姉ちゃんに「姉ちゃん学校…行きたくない…」と言っている。対して姉ちゃんは弟に「…そっか…じゃあ今日は私もサボろうかな」
このお姉ちゃんの「私もサボろうかな」この言葉がなんとも泣けてきますね。

寄り添うこと

福祉の世界では、違う価値観を持っている人が相談に来るわけですから、相手の気持ちになって、相手の価値観を否定せずに話を聞くことが大切です。特に対人援助ではフェリックス・P・バイスティックの『バイスティックの7原則』が大切です。福祉の現場で対人援助をする場合は、必ず教わる原則です。このイラストのシーンがこの『バイスティックの7原則』の1つをわかりやすく表現していました。

まずは、その7つとは何か?から見てみましょう。

①個別化の原則
②意図的な感情表出の原則
③統制された情緒関与の原則
④受容の原則
⑤非審判的態度の原則
⑥自己決定の原則
⑦秘密保持の原則

になります。今回のTwitterのお姉ちゃんは弟に対して、寄り添いました。寄り添うということは、相手の立場や気持ちに傾聴し、共感し、受容します。

お姉さんは、弟の気持ちを受容したのです。④の「受容の原則」です。

お姉ちゃんは弟にけっして「そんな弱音はかんと学校行きいや」とは言いません。 むしろ弟が学校休みやすいように、私もサボろうかなと言ってくれています。弟のありのままの姿を、道徳的批判等を加えずに受け止めるすばらしいお姉さんです。

まとめ

Twitterで見かけたイラストから『バイスティックの7原則』のお話をいたしました。相手が何を考え、一緒に寄り添ってどう解決していくのか、それはとても大切なことです。

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