神泉苑狂言について

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毎年11月1日~3日だけ見ることができます。

小さいころ、毎週末は京都の祖父の家で育てられた私は、家から近くにある神泉苑と二条城が大好きで、よく散歩に連れて行ってもらいました。その神泉苑で毎年5月の連休にお祭りがあり、型抜きやパチンコ、ミニハムスターを釣る屋台などが所狭しと並ぶ楽しい縁日だった思い出があります。そして奥に狂言堂があり狂言を見ることができました。

神泉苑

当時祖父に見に連れて行ってもらったものの、「カンデンデン」の鐘の音だけで演者が声を出さない狂言は子どもの私にとっては退屈だった記憶があります。私と狂言の思い出です。

狂言とは

『狂言』ってなんなんでしょうか?猿楽(さるがく)がルーツで、現代の能楽(のうがく)は式三番(翁)を含む能と狂言のことをいうそうなので、狂言を見に行くことは、「能楽」を見たといっても間違いないと理解しています。
狂言はテレビなどのメディアでは、和泉流や野村流などの方が有名で番組などでも見ることができます。
この狂言、大人になってから観るととてもおもしろかったんで紹介したいと思います。
おもしろい内容を紹介したいのですが、上演は撮影禁止で、「神泉苑狂言とは」という話が中心になりますが、神泉苑狂言面白いのでまずは興味をもっていただけたらと思います。

神泉苑狂言とは

京都には今も『大念仏狂言 だいねんぶつきょうげん) 』が伝わっている地域があります。大念仏狂言とは、融通念仏(大念仏)の中興者である円覚上人による念仏の教えを無言劇としたもの。
融通念仏は、摂津国の大念仏寺(大阪市平野区)を根本道場として良忍(聖応大師)によって始められたもので、その教えを広めるべく作られた念仏狂言。
(参考:Wikipedia「大念仏狂言」 )

京都の三大念仏狂言

念仏狂言は、京都では、嵐山の嵯峨釈迦堂と千本ゑんま堂と壬生さんの3つの狂言をまとめて三大念仏狂言と呼んでいます。神泉苑の狂言は、公式サイトでは明治36年に神泉苑及び地域の人々の出演及び協力により「神泉苑大念佛狂言講社」が結成されたと書いてあります。

壬生寺

壬生さんと神泉苑は直線距離で1kmくらいの近さです。なんらかの理由があって、神泉苑でも狂言をするようになったのでしょう。内容的にはほぼ壬生狂言と同じだと聞いています。(分かれて百年経つので、まったく同じではないでしょうが)

神泉苑狂言はいつ見れるのですか

以前は5月の神泉苑のお祭りの時でしたが、今は11月1・2・3日に開催されます。観覧は無料で見ることができますが、寄付と言う形で運営されているようです。

2019年11月に神泉苑狂言を見てきました。

11月3日に久しぶりに京都の家(祖父は他界して叔母がいます)に行ったので、神泉苑狂言を見に行ってきました。

神泉苑狂言の看板

見た作品は「大江山」。30種類ある作品の中で1本だけ観た作品がなんでこの大江山なんでしょうか。大江山は、有名な鬼退治の物語で、源頼光が平井保昌と豪傑をつれて鬼退治に行きます。連れて行った豪傑は渡辺の綱や、足柄山の金太郎の方が有名な坂田公時です。
一方鬼の方は、酒呑童子と言われます。その中には、茨木市の茨木童子もいます。
私の名前が平井保昌と同じ平井というのと、大阪市に住む前は30年以上茨木に住んでいたので、この物語には縁を感じちゃいました。

後ろは民家な驚いの狂言堂

神泉苑狂言は、神泉苑の境内の東にあります。表から見るとこのようになんかの事務所にしか見えないと思います。確かこの手前に幼稚園があったような気がするのですが、違ったかな。

神泉苑狂言堂の正面

中はこんな感じです。撮影は上演中禁止ですが、上演以外の時は、撮影の許可が出ました。ただし、上演中以外でもに急に撮影すると、あちこちに撮影禁止と書かれているので周りの人から注意されることがあるかもしれません。あらぬ疑いをかけられないためにも、係の方に一声かえて撮影するのが自分のためでもあると思います。

神泉苑の狂言堂

舞台と観覧席は2階にあります。これは、作品の一つ、炮烙割で落としたり、大江山でも飛び降りたりするシーンがありますが、高さを利用したダイナミックな演出がある作品もあります。

炮烙を落としたあと

狂言堂全体の写真ですが、右側に目隠しがありますが、おうちのベランダです。3日間鐘とお囃子と歓声と拍手が聞こえるんですね。

上演中は撮影禁止なので残念ながら「大江山」上演中の写真はありません。

神泉苑狂言を未来に残そう!

私が小さいころからこの神泉苑で続けてこられた神泉苑狂言。今も継承されていることとっても素晴らしいと思います。 1983年(昭和58年)6月1日に京都市の無形民俗文化財に登録されています。この貴重な文化財を後世に残さないといけません。

まずは知ってもらうこと

有名になりすぎると、普通に見られなくなるなどデメリットもありますが、まずは知ってもらうことが大切だと思っています。そしてファンを作りみんなで寄付して次世代に残すことが我々のやるべきことだと思います。

寄付以外にこういう貢献も

寄付はなぁって方には炮烙割で割られる炮烙を奉納するというのはどうでしょうか?厄除けにもなります。「炮烙割」の作品に炮烙と言う形で参加することもできます。今回の関係者の方とお話しした時に炮烙割の炮烙が年々少なくてとおっしゃっていました。ぜひ炮烙を納めましょう。

炮烙に文字を書いているところ

グッズで貢献

派手な演出で有名な「土蜘蛛」舞台から観客席に向かって蜘蛛の糸が出る様子は圧巻です。その蜘蛛の糸3つと厄除けのお守りのセット。これで500円です!私も買いました。

くもの糸と厄除けのお守り

神泉苑狂言毎年11月1~3日。京都市中京区の神泉苑境内にて見れます。上演中の様子を紹介できないし、作品の面白さについてもほとんど触れていません。もとよりPV少ないうちのサイトで記事を書いてもそんなに影響はないと思います。でも入れなくなるくらいに有名になったらごめんなさい。

神泉苑狂言とは
紹介文

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