問題を先送りしているといずれつけはくる
自分と自分の周りが楽しい人生を送れる環境でも、それは恒久的に続くわけではありません。例えば、戦争なんかがそうで、戦争が起こった瞬間に平和の2文字が消えて、今までの常識が非常識に、そして戦時中の新しい価値観が上書きされます。戦争中は人を殺すとほめられる。戦争はそれくらい価値観を書き換えます。
戦争以外にも、我々が住んでいる国、日本では国、県、市などでいろんな問題を抱えており、それは大体解決されず先送りされています。その結果、原発のような新しい安全対策を施したといい、また原発を再稼働させようとするのですよ。そしてまた事故が起きたら「想定外」という言葉を使うのです。
和歌山市で大規模が断水話
和歌山市で1月8日に地下に埋められている水道管で漏水が見つかりました。 けっこう大きな水道管で修理には水を完全に止める必要があり、3日間和歌山市内で断水、3万5千戸に影響が及ぶそう。
※ 水道管の修繕工事に伴う断水期間について、基幹となる太い水道管(φ800mm)からの漏水と考えていましたが、継続的に試験掘削及び路面音聴調査を進めていく中で、分岐管(φ150mm)からの漏水である可能性が出てきました。 (1月17日)
対岸の火事ではありません
和歌山市の水道の断水の話ですが、実はこれどこの町でも起こる問題です。だって今の日本の社会インフラってほぼ戦後~に一気に作られたもの、そのうち壊れます。しかも、日本は人口が減って、税収が減って、修繕ができず。
そんな町これからどんどん増えていくと思います。そしてこれ水道管だけでなく、道路も橋も。
みなさん、都市のインフラについてもっと考えていきませんか?おそらくインフラの崩壊ってきっと、突然やってきます。それは家の床が抜けるように突然やってきます。
それをもう少し考えていかないといけない、駅から遠い郊外に家を買って住んでいる人もたくさんいるが、これからの日本は、今までに開発したすべての土地を維持させるだけの税金がありません。このことを早くみんなで理解して対策しないと、問題を先送りしたら、確実に詰みます。
しかし、中心から遠い場所に向かって「ごめんなさいインフラの整備はもうできません」と腹をくくって言える人はおらず、きっと問題を先送りするだけになると思います。
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