6回にわたって紹介した柏島情報も終わり、まとめを書きます。記事を読んでいただき柏島に行きたいと思った方のために書きました。
多くの人が下記のYoutubeの画像やメディアなどで、沖縄以外での透明度がある海にあこがれて柏島へ来られます。しかし、もともと多くの観光客を受け入れるキャパもなく、また積極的に受け入れを望んでいない島を訪れるには、最低限のルールを守り来年も訪れることが可能な状態を維持する気持ちが大切だと思います。
上記は柏島の旅行記を6回に分けてお伝えしました。この記事を見て柏島を知っていただき、行きたいと思われた方に、島に行くときの注意点を書きました。これは初めて行った時に感じるギャップなど、私なりに思ったことを書きました。
ガソリンの給油とコンビニ
柏島ブルーを見たくて柏島にお越しの皆さん。島内にはコンビニとガソリンスタンドがありません。
給油は四万十市か宿毛で給油する方がよいです。特に大阪からお越の際は500kmくらいになるので、もし温泉に入りにベルリーフ大月に行くとか、樫西に行くとか安満地に行くとかいう時にガソリンがないとハラハラするのでどこかで給油をしましょう。四国はガソリン代が高いので入れることを躊躇しますが、後になって後悔するよりは安いです。
次にコンビニが島内にありません。島内に商店はありますが、コンビニほど商品がそろってません。島内の食堂も水着で入れる所も少ないので、日帰りの方はコンビニで食べ物を買うか、ふれあいパーク大月(ふれぱ大月)で買うかしてください。ふれぱ大月は8時30から営業しています。
私的にはわかめと卵と海苔巻きの握りセットお勧めです。
日帰りで泳ぐ
柏島での遊泳場所は、柏島にわたる手前の白浜や橋を渡った所で泳ぐ場合は、島に入った右側に駐車場があります。
白浜上の道路沿いに止める人もいますが、それよりも柏島中学校跡(現黒潮実感センター)グラウンドが駐車場として開放されています。気が付きにくいのですがここはかなりの台数が駐車できます。
黒潮実感センターも校舎の老朽化により長いことはここで活動できないそうです。
また、ここはシャワーは島でない方の端(下の画像の右の建物)しかないので、少し不便です。
また四国と柏島を結ぶ橋は現在2本とも飛び込み禁止になっています。その理由は危険だからでなく、過去に事故があったからです。なのでこれ以上事故があると柏島付近で遊泳できなくなる可能性があります。これ以上泳げない場所を増やさないためにもご理解ください。
駐車場や着替えの場所、シャワーなど考えると柏島手前の竜ケ浜もいいです。
島内観光
基本的に柏島島内で車は止めれません。止めれるのは島内で宿泊する人は宿から駐車場所を教えてもらえます。柏島をゆっくり観光する場合は、島内で宿泊するだけで自由度は変わります。それは閉鎖的と言う意味ではなく、日帰りの観光客がすべて島内でアクティビティをするキャパがないのです。そのことを理解し、自由に動くなら島内で宿泊した方が良いです。
入浴
日帰りでも宿泊でもゆっくりお湯につかろうとしたらベルリーフ大月がおすすめです。大人500円、小学生300円、幼児200円で入浴可能です。
島の人に聞いたら、釣りバカ日誌のあとだんだん島に来る客が増えてここ最近はメディアにもよく取り上げられさらに増えたそう。昔無料のキャンプ場があった所も、日帰り海水浴客が増加したために、今は柏島キャンプ場は閉鎖。迎えのトイレのある駐車場と柏島中学校跡のグラウンドを駐車場として開放しているが、駐車場代を取らないために放置されたゴミなどはすべて村の人の負担になっている。
せめてお土産屋さんや食堂などを営業して観光客からお金を取り、その利益を清掃維持に回せばいいと思いますが、それもしないのんびりした漁港です。むかしダイバーが増えたときも釣り客ともめたことがありました。しかし、ダイビングの客は民宿を利用するし、漁協協力金として潜るたびにお金を払う方式なので、現在は共存し、観光資源の一部になっている。
もし柏島で泳ぐこと以外のアクティビティをしたいとやはり島内の旅館を予約し、島の人に受け入れてもらうしかない。素泊まりで4,500円。夕食・朝食付きで宿泊しても7,500円で宿泊できます。
あと、柏島の本当のすごさは後浜にあります。あそこをスノーケルで泳ぐと大阪から7時間かけていく価値あるのですが、透明度の高い海だけではもったいない気もします。(価値観は人それぞれですが)
できれば体験でもいいからダイビングで柏島の海の中を見てほしいです。
私はもうおっさんなので行った先での人との会話も楽しんでいます。
娘も行った先の旅館で家のようにくつろぎ
帰る時には別れを悲しみ、また来年も訪れたいと思うようになって
また来年も3人で柏島にきます。
最後に13年も潜ってないのに未だにGuest Siteにこのサイトを被リンクしてくださっているAQUASの松野さんありがとうございます。そして、現地でもう13年経ってるのであえて声をかけなかったのに、顔を見ると覚えてくださっていたその記憶力は脱帽いたしました。この場を借りてお礼申し上げます。
そしてここまで長いシリーズを全部読んでくだったみなさまにも感謝です。
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